【ABOUT 7度】
2014年結成。古典~近現代の戯曲・小説を主に上演する。リフレインや言葉の断片を用いた大胆なテキストレジを敢行、言葉と沈黙が拮抗する緊張度の高い空間と、ドラマにとらわれない時間を構築する。2018年より、戯曲に埋もれた「かすかな声」に耳を澄ます、「dim voices」シリーズを創作。観る人のなかで像を結び、浮かび上がっては消えていくイメージとして、改めて演劇や演技を問い直している。「演劇人コンクール2021」において、伊藤全記が優秀演出家賞、山口真由が優秀演劇人賞をW受賞。近年の主な上演作は、三好十郎「胎内」、マルグリット・デュラスの小説「大西洋のおとこ」を原作とした「dim voices3」、同じく「廊下に座っているおとこ」を原作とした「DIM VOICES4」など。
【演出:伊藤全記】
【俳優:山口真由】(撮影/演劇人コンクール事務局)